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【U-15硬式】8/6(火)第55回 全日本少年野球選手権大会遠征7日目 レポート


東京ヴェルディ・バンバータU-15硬式チームの全国大会遠征7日目。

本日は全国大会準々決勝で愛知県中央支部代表・愛知名港ボーイズとの一戦となりました。


8時からの試合開始に向け、1時間以上前から入念なアップを行います。

アップを担当するのはトレーニングコーチの増木克存さん。

選手たちの成長を3年間見守りながら、その時々で最適なアップメニューを組んでくれます。



グラウンドに入り、試合前のノックへ。

小原監督をはじめ、選手のみんなも引き締まった表情でグラウンドの感覚を確かめます。



バンバータの先攻でゲームがスタート。

初回の攻撃は2番・横川稜平選手のレフト前ヒットを皮切りに2アウト1,2塁のチャンスを作るも

相手投手の要所を締める投球で無得点に終わる。


そしてバンバータ先発マウンドは角度ある投球を武器に今大会も好投を見せている浅木勇人投手。

この日もチームのために懸命に腕を振りますが、愛知名港ボーイズは甘く入った球を逃しません。

2アウトまでは奪うも、ここから連打を浴び3点を失います。



2回、早くも投手をスイッチし松本直啓投手が登板。

しかしこの回も愛知名港ボーイズがバンバータに襲いかかります。

2回に2点、さらに3回にも1点を失い序盤3回で6失点を喫します。


しかし、バンバータも反撃。

3回表に3者連続の四球で1アウト満塁のチャンスを作ると、今大会好調・5番増木想良選手が三塁線に内野安打を放ち、1点を返します。

※増木想良選手。写真は1回戦・八頭ボーイズ戦に撮影。

今大会は相手の投球を1球で仕留める確実かつ勝負強い打撃が光った。




4回、再びマウンドに戻った浅木勇人投手だったが、名港ボーイズ打線の流れを止められずこの回も

2失点を喫したところで、リリーフエースの大久保遼投手が登板。


今大会ピンチを度々切り抜けてきた大久保投手。

この日もピンチでマウンドに上がりますが、相手打者を内野ゴロに抑えてこれ以上の失点は防ぎます。


1−8とバンバータビハインドで迎えた5回。

大会規定により、この回に1点以上取らなければコールド負けとなってしまいます。


その中で意地を見せるバンバータナイン。

2アウトとされるも、浅木・大久保の連続出塁で1.2塁のチャンスを作ると、ポイントゲッター・5番増木想良がレフト前に打球を運び、2塁ランナーが本塁突入!!


しかし、タッチアウトとなってしまい3アウトでゲームセット。

愛知名港ボーイズとの準々決勝は1-8で敗退。東京ヴェルディ・バンバータU15硬式チームの夏は、全国ベスト8という結果になりました。


3期生である3年生はこの試合を持って引退。

試合後、3年間選手たちを見守り、一緒に歩んできたコーチたちからの言葉が。


「勝負事は勝つことに意味がある。」

「ここまで一緒に野球ができてよかった。」

「これからもどんな形でも良いから野球に関わり続けてほしい。」。。。


共に歩んできた選手とコーチ。最後のメッセージを伝えます。


中には悔しさで涙を流す選手も。

しかし、この思いがまた人を強くし、みんなの未来にもつながっていくと思います。


それでも最後は笑顔で写真撮影。(一部悔し涙が止まらない選手もいましたが・・)


東京ヴェルディ・バンバータU-15硬式チームのみんな、最高の夏をありがとう。

選手のみんなと同じように、ずっとみんなを支えてきた保護者、指導者の方々の心にも深く刻み込まれた2024年の夏だったと思います。


3期生のみなさん

これからさまざまな進路に進むかと思いますが、今回の貴重な体験と、感じた気持ちを忘れないようにしてください。

もうひと頑張りしないといけない時、何かに負けそうな時、この夏の出来事を思い出して

強く願い、諦めなければ目標を達成できることを学んだはずです。




これからも、皆さんのことを応援し、活躍を願っています。


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